モンゴルのNFTについて
2021年10月、日本でもNFTの話題があちこちから聞こえ始めていますね。今後の世界を変えうる新技術であるNFTですが、モンゴルにおいても動き始めているようです。モンゴルにおけるNFTの動きについて調べてみました。
NFTとは
そもそも、NFTとは何かについて、簡単に整理しましょう。
NFTとは、Non Fungible Token(非代替性トークン)の略で、唯一無二、替えが効かないデジタルデータ、というもののことです。もう少しわかりやすく説明すると、改ざんできないシリアル番号が振られたデジタルデータ、という感じです。
ブロックチェーンの技術のうち、スマートコントラクトと呼ばれる技術によって、絶対に改ざんできないシリアル番号をデジタルデータに付与することができるようになり、「この番号のついたデジタル画像は世界に一つしかない」ということが証明可能になりました。
その結果、何が起きたのか、今世界を賑わせているNFTで何が実現できるのか、下記にまとめました。
- 数量限定の希少なデジタルデータとして、価値が認められるようになった。
例)Twitter創業者の最初のツイートをNFT化してオークションにかけたところ、291万5835ドル(約3億1640万円)で落札された。 - 転売の記録をブロックチェーン上で追いかけることが可能になり、転売される度に作品の製作者に手数料が手に入るようになった。
以上のことからアート作品を中心にNFT市場はどんどんと大きくなっています。
モンゴルのNFT
モンゴルでNFTはどのような広がりをみせているのでしょうか?
調べてみたところ、早速モンゴルのNFTマーケットを発見しました!
Mongol NFT
モンゴルらしさのあるイラストがあったり、音声NFTがあったりと結構多様な商品がマーケットにアップされています。中には、売上をすべてチャリティーとして寄付している作者もいるみたいです。
決済はトゥグルクで行い、データをBSC(Binance Smart Chain、世界最大級の暗号通貨取引所が開発運営しているブロックチェーン)上で扱っているようです。
まとめ
アメリカを中心に海外ではバブルが一旦弾けて、落ち着きを見せつつも、これから更に発展していきそうなNFT。日本でも、モンゴルでも新しい流れに注目ですね。