モンゴルで行列のできる日本料理屋、サクラベーカリーカフェ。
日本・モンゴル国際家庭のShomonzです。
モンゴルに行けば、ボーズ、ホーショール、ツォイワンなどのモンゴル料理を楽しめますが、
毎日モンゴル料理では、多少きついという人もいますよね?
お寿司でもなく、ラーメンでもなく、日本の料理が食べたい!
そんなあなたには、「サクラベーカリーカフェ」をご紹介します。
店主の人となりがわかるエピソードもふまえてお伝えしましょう!
サクラベーカリーカフェ- Сакура Кафеについて
サクラベーカリーカフェは、ウランバートルのスフバートル広場から歩いて16分、距離にして1.3kmほどにあるこじんまりとしたお店です。
まずは、その人気っぷりを御覧ください!
ランチタイムですが、結構並んでますね。
足を怪我してでも食べたい人がいるくらいに大人気です!(笑)
店内は2人がけのテーブルが6つほど。
お店の雰囲気や、メニューを見ると
日本の「ザ・定食屋」と言った感じです。
本棚には、よく集めたな〜!と思うくらいに
たくさんの日本の本・漫画が並んでいます。
このあたりも日本らしさが出ていますね。
もともとはケーキ屋さんだったらしく、いまでもケーキも販売しています。
モンゴル人のサクラベーカリーカフェでの食べ方
2022年時点のメニュー価格は定食で15,000〜17,000₮前後。
600円〜700円くらいですね。
モンゴル人が外食する場合、
一般的にスープ1品、おかず1品という注文をすることが多いです。
モンゴル料理店での売られ方がこのパターンだからですね。
なので、サクラベーカリーカフェでも同じような注文をします。
つまり、うどん系を1品、定食を1品。
かなりのボリュームになるのですが、モンゴルの方々はぺろりと平らげてしまいます。
値段のわりに量がたっぷりなので、大変人気なのだとか。
店主のおもしろエピソード
こちらのサクラベーカリーカフェ、日本人の方が経営されています。
旦那様が日本人、奥様がモンゴル人とのこと。
日本らしさ満点のお店なのですが、店主の接客にもそれが現れています。
お会計のときに店主が必ず確認するフレーズがあるそうです。
「Баримтаа хувь хүн дээр авах уу? Байгууллага дээр авах уу?」
(領収書を個人宛で出しますか?会社宛で出しますか?)
こう聞かれて、会社宛で頼むと返ってくる返事はこちら▼
「Баримтаа хувь хүн дээр л бичдэг.」
(領収書は個人宛のみ書いてます。)
なら聞くなよ!
とツッコミが来そうな話なのですが、
店主は構わずに必ずこの確認を行うのだそうです。
あるモンゴル人はこの店主をみて、
「日本の徹底したサービス精神はこんなところから来るのかなぁ?」
とある意味感心していました。
まとめ
モンゴル人にも人気で、常に行列ができる日本料理店、サクラベーカリーカフェ。
モンゴルに行ったら食べに行きたいですね。