モンゴルの行政はここまで便利に!?オンラインサービスが充実しているモンゴル行政について
日本・モンゴル国際家庭のShomonzです!
海外で暮らすことを考えるとき、
困ることの一つは、行政の手続きですよね?
住民登録はどうするの?
引っ越したときの手続きは?
子供のパスポート発行は?
外国人登録の手続きは?
などなど、日本でやろうとしたときも、
なかなかに面倒な手続きですので、海外だったらなおさらです。
モンゴルでは、様々な行政の手続き・サービスをオンラインで可能になりました!
今回はポータル行政サービス、E-mongoliaを紹介します。
E-mongoliaへの登録
E-mongoliaのサービスを利用するためには、
会員登録が必要です。
会員登録に必要なものは、
- 携帯電話番号
- 銀行口座
以上2点です。
有料サービスを利用する場合は、
QRコードから携帯電話を通じて決済が可能です。
(日本でのキャリア決済に近いですね)
E-mongoliaでできる手続きについて
「E-mongolia」は、政府が提供する行政サービスの機能を
一つのオンラインシステムにまとめたポータルサイト(プラットフォーム)です。
Web上でも、アプリでも利用が可能です。
2022年3月現在で、
60の行政機関が639の行政サービスを提供しているといいます。
- 引っ越しなどの住民登録に関わること
- こどもの出生届け
- 海外在住のモンゴル人向けの各種手続き
- 外国人登録に関わる各種手続き(←個人的に大助かりです!)
- いわゆる確定申告や税務に関する手続き
- 住民票や納税証明書などの発行サービス
など、かなり広範囲でサービスを受けることができます。
これまでは渋滞に巻き込まれながら役所に向かい、
しばらく待たされた後に窓口で受付して、
やっとのことで終えていた手続き。
これらが自宅で、あるいは職場で、
無駄に待たされることなく、
渋滞を気にすることなく、
さくっと終わらせることができるのです!
サービスには無料で利用できるものと、
有料のサービスとがあります。
証明書の発行は、PDFで発行され、携帯に送信されたり、
印刷をしたりできるようです。
証明書の種類によって、その場で発行されたり、数日後に発行されます。
外国人にとってもE-mongoliaは便利なのか
モンゴル人にとっては便利なE-mongoliaですが、
私のような外国人にとってはどうでしょうか?
結論からいうと、外国人にとっても便利です!
ビザの延長申請や、
居住地の変更などの手続きを
E-mongoliaで可能だからですね。
平日一日を潰して手続きするのは、
外国人にとってもなかなかに面倒で、
負担もあるからです。
まとめ
E-mongoliaは、かなりのサービスが可能になっており、
利便性はどんどんと大きくなっています。
日本では、マイナンバーカードを使って、
やっと住民票や課税・納税証明書が発行できるようになった程度ですね。
あとは、確定申告がやっとスマホを使ってオンラインで完結できるようになりましたね。
(2021年まではカードリーダーが必要だったので、個人で導入するにはハードルがありました。)
未だに、ほとんどの行政手続きを紙で行っている日本。
早く本腰を入れて、オンライン化を進めてほしいですね。