モンゴルのハーン銀行に大きな変化?親会社の澤田HDが売却!?

モンゴルハーン銀行

モンゴルの大手銀行の一つが「ハーン銀行」です。

我が家の奥さんも、ハーン銀行の口座を持っていますね。

そのハーン銀行の親会社である澤田ホールディングスが、
新オーナーに売却されました。

2022年1月1日に社名を「HSホールディングス」に変更し、
新体制に移行されました。

ハーン銀行を取り巻く環境が大きく変化しそうなので、
そのあたりを見ていきたいと思います。

目次

ハーン銀行とは?

ハーン銀行といえば、
エイチ・アイ・エス(HIS)の創業者、澤田秀雄さんが
オーナーであった澤田ホールディングスが、
2003年に買収した銀行です。

首都ウランバートルから遊牧民が暮らす地方まで、
モンゴル全土に広く店舗があり、
モンゴル人の70%は口座を開いているとの話しもあるほどです。

個人・中小企業向けの金融サービスでは、
モンゴル最大の銀行といわれています。

直近の動きとしては、

2022年1月6日、オーストリア開発銀行(OeEB)から
総額2,000万米ドルの融資枠を確保したとの発表がありました。

8年で返済する長期融資とのことで、
この資金でコロナ禍で厳しい状況にある
零細企業、中小企業への運転資金支援とするそうです。

親会社、澤田ホールディングス売却について

ハーン銀行の親会社である澤田ホールディングス(澤田HD)は、
エイチ・アイ・エスの創業者である澤田秀雄さんが筆頭株主の会社でした。

ハーン銀行は澤田HDの連結売上高の85%、営業利益の90%を稼いでいたようです。(2021年3月期)

しかし、本家のHISはコロナの影響で大打撃をうけてしまいました。

海外旅行ができないため、20年10月期は250億円、21年10月期は500億円の赤字を計上し、
その対策として「コロナ増資」に奔走したそうです。

このような背景により、澤田HDは2021年11月に株式をMETA Capital(株)に売却となりました。

新オーナーについて

澤田HDあらため、HSホールディングス(HSHD)の新オーナーは服部純市さんです。

META Capitalに個人で260億円を拠出し、澤田HD買収の軍資金を用意した人物です。

時計で有名な「SEIKO」の本家長男として生まれ、次期セイコーグループの総帥とも言われていたそうです。

2006年11月にセイコーグループから解任され、追い出されてしまいましたが、今回の買収に成功し、オーナーの座につきました。

また、META Capitalは元ソニー会長の出井伸之さんが取締役会議長、元財務省理財局次長の小手川大助さんらが取締役の投資ファンドですね。

まとめ

ハーン銀行をめぐる環境の変化を追ってみましたが、
筆頭株主が替わり、経営陣が刷新されたという感じですね。

替わったばかりなので、まだ先行きはわかりませんが、
今後どのような変化が起きるのか、
見ておきたいですね。