モンゴルの新国際空港がオープン!場所は?大きさは?
2021年7月4日、「チンギスハーン国際空港(新ウランバートル国際空港)」が開港されました。
モンゴル新国際空港の場所
場所は首都ウランバートルから南に約50kmほどのトゥブ県フシグトというところです。
この空港は日本政府が資金を貸出し、三菱商事と千代田化工建設が受注・建設し、三菱商事とNAA(成田国際空港)、日本空港ビルデング、JALUXが、モンゴル国営企業との合弁で設立したNUBIA(New Ulaanbaatar International Airport)を通じて運営するそうです。
モンゴル新国際空港の大きさ
3600m滑走路1本、面積3万5300平方メートルの広さを持つ旅客ターミナルビル(旅客処理能力は年間200万人)が配置されています。
モンゴル新国際空港と日本について
この新国際空港においては日本政府が支援していますが、日本企業が建設し、かつ運営にも日本企業が携わっていることから、なかなかうまく出来た仕組みだなと言う感じがします。
政府が貸したお金は日本企業を通して法人税として一部返ってくることになります。日本企業としても半分は公共事業のような立場で受注しているようなものなので、いい利益を見込めたのではないかと推測しています。
モンゴルとしては返済が待っていますが、現地企業が建設に携わってはいるので一定の利益と、空港建設という技術を経験していること、運営もモンゴル企業との合弁会社なので一定の利益は得られることなどから、ある程度のwin-winな関係なのではないかと思います。
モンゴル新国際空有港への期待
個人的には新国際空港への離発着が増え、日本との就航便が増えること、MIAT以外の航空会社(例えばANAやJAL)が参入して飛行機代が安くなってくれることを期待したいところです。
現状はMIATが独占状態なのでなかなか価格が下がらないと聞いているので、ここで牙城を崩すところが現れてほしいですね。