モンゴル人と音楽 – 馬頭琴

モンゴル人と音楽 shomonz

モンゴル人と音楽 shomonz

以前、モンゴルのホーミーについてお話しましたが、今日は馬頭琴について考えてみたいと思います。

馬頭琴とは

モリンホールは、の本数が二本の擦弦楽器であり、モンゴルを代表する弦楽器である。モンゴル語で「馬の楽器」という意味である。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしているため、日本では中国と同じ馬頭琴(ばとうきん、中国語ピンインMǎtóuqín)の名前で呼ばれる。また、日本では物語「スーホの白い馬」の中に出てくる楽器として有名である。

引用元;Wikipedia

とあるように馬頭琴はモンゴルを代表する弦楽器です。バイオリンやチェロとはまた違った音色を感じさせてくれます。現代でこそ、弦の素材にナイロンを使うこともありますが、元々は馬の尾毛(しっぽの毛)を100〜180本使って弦としていました。

馬頭琴の伝統音楽は、2009年にユネスコの無形文化遺産として正式に登録されました。

既存の伝統音楽のみならず、バイオリンやオーケストラなど西洋楽器とのコラボレーションやセッションを行う奏者も増え、時代とともに広がりを見せていると感じます。

日本でもバイオリンやピアノなどを大学で専攻するように、モンゴルでは馬頭琴を専攻する人が一定数います。伝統を今に受け継ぐ人をしっかりと養成しているんですね。

馬頭琴を聞いてみよう

モンゴル国馬頭琴交響楽団