外国人就労が無期限に?今こそ問われる日本人の心の壁

2021年11月17日の日経新聞に、「外国人就労「無期限」に 熟練者対象、農業など全分野」という記事が出ていました。それによると、
「特定技能」という在留資格(以降はビザと呼びます)の期限が2022年から実質、無期限になるそうです。

この記事に対して、
「移民が増えるから不安」「若者の賃金がさがる」「政府は何してる!」と炎上していますね。

批判的な意見を見ながら、悲しい思いをしてる人、いませんか?
心が痛いと感じている人、いませんか?

日本に住んでいる外国人にとって、
その外国人と親しい日本人にとって、
外国人を排斥するような意見はとても痛いです。

この痛みをなくすには、批判している人たちに、傷ついた心の声を聞かせること、知ってもらうことが必要です。

目次

日本人の心の壁

日本人は、外国人と距離をおくことが多いです。

道ばたで外国人から声をかけられたら、あなたはどう感じますか?

とっさにフレンドリーな会話ができるあなたは、
この記事は読み飛ばしてもOKです。

きっと、あなたの心には壁がないか、とても低いです。

逆に、変に緊張したり、怖がったりする人もいると思います。

それは、言葉がわからないから当然でしょ?
と思うかもしれません。

でも、言葉が通じたとしても、まだ壁があるんです。

よく会社や学校で、意見がわたしと違うな、というとき、
あなたはどうしますか?

空気を読んで、意見を言わないことが多くないですか?

しかし、外国人ならストレートに意見を言ったりしますよね。

ここでよく壁ができてしまいます。
「あの人、空気読めなくない?」
「あいつ、でしゃばりすぎ。」
などなど、こんな感じでみんなの輪から、弾かれてしまいます。

でもこれ、外国人をはじく正当な理由になりますか?

文化の違いから、考え方が違っているだけですよね?

ですが、この「ちがい」をそのまま「壁」にしてしまう日本人が多いのです。

外国人の傷ついた心

はじかれたり、相手をしてもらえなかった、外国人の気持ちを考えてみましょう。

  • クラスの友達に、自分だけ遊びにさそわれなかった。
  • 「○○人、国に帰れ!」と、からかわれた。
  • 外国人だからと、いつの間にか会議に呼ばれなくなった。
  • 雑用ばかりで、重要な仕事が回ってこない。

これらは、わたしの友人や知人が、実際に経験したことです。

最初は話しかけてくれますし、いろいろと教えてもくれます。

でも、だんだんと距離が遠くなり、無視されるようになり、
裏で陰口をいわれるようになります。

ひどいときには、わざと分かりにくい言葉で説明したり、
無茶な要求をする、といった嫌がらせも起きたりします。

普通に、やられたら、むかつきませんか?
悲しくなりませんか?

残念ながら、これが現実に起きていることです。

外国人が増えると治安が悪化する?

外国人労働者の受け入れについて、
国民の雇用機会への影響という点で
否定する気持ちはよくわかります。

しかし、治安が悪くなるという点については、
原因のひとつは日本人自身にあると思っています。

それは、日本人が恨みを買ったから。

いじめられ、学校を追い出され、職場を追い出されたら
それは、相手を恨んで当たり前ですよね。

追い出されなくても、つらい思いを我慢していたら?

いつか爆発してしまうでしょう。

賃金が低い or 働けない → お金がない → 盗む

いじめられる → ストレスたまる → 暴力

こんな、負の連鎖を作ってるのは、実は外国人ではなく
日本人自身だったりするのです。

違いを受け入れる

わたしは、負の連鎖を断ち切りたいので、
留学し、国際結婚した経験から
解決策を提案したいです。

結論は、「ちがい」を受け入れることです。

わたしは、リスクを嫌って慎重にやりたいのに
パートナーは、まずやってみて、問題がおきたらそのとき対応!
という感じなので、まあ、大変です(笑)。

最初のうちは、
「理解できない!なんて常識知らずなの?」
と感じるわけですが、

そのうちに
「自分の常識は、世界の非常識だった」
みたいなことが分かったりするので、

考え方が違うだけ。
そのときの課題や内容によって
お互いの意見を比較して
より上手くいきそうなほうを選ぼう。

と考えるようになりました。

ここでポイントになるのは
「ちがう」ことは当たり前、
ということです。

ちがってていいから、どうしたらいいか?
という点にフォーカスすることが大切です。

「ちがう」ことを受け入れて、もっと建設的に考えてほしいと思います。

まとめ

日本人との「ちがい」から心に壁を作ってしまいがちですが、
それでは傷をつけあうだけになってしまいます。

「ちがい」を受け入れて、
日本がもっとよくなるように
仲良く暮らしてほしいなと思います。