モンゴル語で、年末年始のあいさつはどう言うの?3つの表現について
年末年始、多くの人とあいさつを交わすことになりますね。
モンゴル語では、下記3つの表現があります。
- Зул сарын мэнд хүргэе.
- Шинэ оны мэнд хүргэе.
- Сар шинийн мэнд хүргэе.
似たような表現ですが、それぞれ何がちがうのでしょうか?
細かい意味と、いつどう使うのか、
日本モンゴルの国際結婚したShomonzがお伝えします。
年末、クリスマスのあいさつ
Зул сарын мэнд хүргэе.
これは、「メリークリスマス」という意味になります。
зулとは、灯明のことで、
モンゴルでは牛乳からとれる油、
つまり溶けたバターを使っていました。
зул сарは、クリスマスのことを指します。
なので、Зул сарын мэнд хүргэе.は、
クリスマスをお祝いしましょう = メリークリスマス
となるのです。
新年のあいさつ(西暦)
Шинэ оны мэнд хүргэе.
これは、「明けましておめでとうございます。」という意味になります。
шинэ оныは、新年のという意味です。
なので、Шинэ оны мэнд хүргэе.は
新年のお祝いをしましょう = 明けましておめでとうございます。
となります。
こちらは、西暦の1月1日以降に使われるあいさつです。
新年のあいさつ(旧暦)
Сар шинийн мэнд хүргэе.
これも、「明けましておめでとうございます。」という意味です。
こちらは、旧正月のあいさつになります。
сар шинийнは、新しい月の(新月の)という意味になります。
なので、Сар шинийн мэнд хүргэе.は
新月のお祝いをしましょう = 明けましておめでとうございます。
となるのです。
モンゴルも昔は旧暦を使っていたので、
今でも旧正月をお祝いしています。
まとめ
年末年始のあいさつを3つご紹介しました。
こうしてみると、モンゴルの文化における見方も分かってくるので
面白いですね。
あいさつを使い分けて、
お!モンゴル語分かってるね〜
と言われるように頑張りましょう!