モンゴルの地理
今回はモンゴルの基本的な地理についてご案内します。
モンゴルは東アジアの北部、中国とロシアに挟まれた場所に位置している内陸国です。東西に2,392km、南北に1,259km伸びており、面積は157万k㎡と日本の約4倍の広さを持っています。
平均標高は1,580m、最低地のフフ・ノール盆地でも532mなので、日本と比べるとかなり高地になります。首都ウランバートルの標高は1,350mです。
日本からの距離ですが、成田空港からチンギスハーン国際空港までで、約3,000km。飛行機でおよそ5時間半かかります。
基本的に月・水・金に1本の便が成田空港からウランバートルに飛行機がでています。夏のシーズンのみ毎日1本づつに増便されます。
(※2021年2月現在はコロナウイルスの影響で欠航、欠便しています。)
国土
モンゴルの国土の80%が草原になっており、ただしく「草原の国」です。南部はゴビ砂漠が広がり、北部にはタイガとよばれる針葉樹林帯が広がっています。
北部を中心に広がる森林はモンゴルの貴重な水源となっています。近年大規模な伐採や温暖化、火災等により森林面積が減ってきており、日本から複数のNPOやNGOなどの団体が植林活動を行っています。
モンゴルの植林活動についてはこちら
気候
モンゴルは標高が高く乾燥しているため、日本より平均的に寒い気候となっています。冬は-30〜40℃に達することもあり、自動車を外に放置しているとバッテリーがあがったりと不具合が生じるため、なるべくガレージに入れて管理するほどです。
夏は30℃を超えることもありますが、木陰に入ると涼しく感じます。これは日本と比べ湿気が少なく、乾燥しているからと思われます。また、夏でも夜は急に冷え込むため、パーカーやトレーナーのお世話になることが多いです。