ハワリンバヤル2023体験レポート!日本で楽しむモンゴルの文化と料理
日本・モンゴル国際家庭のShomonzです。
2023年、「ハワリンバヤル」(春のお祭り)に参加してきました!
コロナが明けて本格的に開催されたハワリンバヤルで感じてきた、このお祭りの魅力、さらにはモンゴルの文化と料理について、レポートしていきます。
ハワリンバヤルの規模
今年は、コロナによって様々な制限がかかっていた昨年・一昨年とは違い、例年どおりの開催となりました。
出店ブースは飲食店で38ブース、NPOなどの団体枠や、企業枠、スポンサー枠などを含めると60以上のブースがありました。
5/4、5/5の二日間に渡って開催され、首都圏にいるモンゴル人や、モンゴルに興味・関心を持つ日本人、さらには通りすがりの方々や日本・モンゴル以外の外国人も訪れて、大変な賑わいでした。
ハワリンバヤルのグルメ
ハワリンバヤルの楽しみの一つは、やはり、モンゴル料理!
多くのブースでモンゴル料理を提供しているので、いろんなお店の味を楽しむことができます。
定番のボーズ、ホーショル
モンゴル料理を語る上で、外せないのはボーズとホーショルですね。どこに行っても、どんなお店に行ってもモンゴルのお店なら必ずメニューにあるといっても過言ではありません。
ボーズはいわゆる蒸し餃子。小籠包をイメージしてもらえたらOKです。基本的にお肉たっぷり、牛肉か羊肉で作られます。
ホーショルは揚げ焼き餃子。ロシアのピロシキを潰して揚げ焼きした感じです。実は2種類の作り方があり、丸く広げた生地に肉を乗せ、半分に折りたたんで包む作り方は、「ゲルホーショル」(家のホーショル)。丸く包むようにしてから綿棒でゆっくり伸ばして平べったくする作り方を「ナーダムホーショル」といいます。
ハワリンバヤルではどちらのホーショルも見かけましたね。
ショルロク(串焼き)
ショルロクはモンゴルの串焼きです。
牛肉と野菜を串に刺して焼きます。バーベキューでは定番ですね。伝統的には塩を振って焼きますが、今では様々なアレンジがされています。タレを付けて焼いたり、スパイスを効かせたり、という感じですね。
バンシタツァエ(水餃子風)
こちらはスープに水餃子風の具材を入れた料理です。ボーズを小さくしたものが入ってる感じですね。スープにも肉の出汁がでているので、これまた美味しいです。
その他の料理
変わったところでは、オーガニック食材を使った料理のお店が出ていました。
モンゴル産全粒粉のクラッカーや、有機栽培の野菜を使ったマフィン、ピクルスやソースなどが売られていました。
ハワリンバヤルのイベント
ハワリンバヤルでは毎年ステージが設置され、様々な演技が披露されます。
馬頭琴の演奏や、歌、楽器の演奏があったり、ファッションショーが開催されています。
今年、個人的に感動を覚えたのは、「オランノガラー」という体の柔軟性を極限まで磨いた曲芸ですね。
ここまで人は曲がるのか〜!と感心しますよね♪
日本ではまだ一箇所しかレッスンを受けられるところはないそうです。
非常に貴重な体験でした。
モンゴル相撲
ハワリンバヤルのイベントで、毎年恒例なものの一つが、モンゴル相撲です。
皆さん、衣装をしっかりと用意し、本格的に投げあっています。
毎年2日目に行われており、モンゴル出身の力士さんたちもよく見に来ています。
今年は照ノ富士関がハワリンバヤルの閉会式で挨拶をしていました。
各所にブースが開店
その他、様々な企業や団体がブースを開いていて、にぎやかでした。
モンゴルの雑貨やファッションアイテムを売っているお店もありました。
すでに完売している商品もあって、人気のようですね。
Shomonzも参加
かくいう私も、在日モンゴル人会のお手伝いをしながら、小冊子とオンラインサロンを紹介させていただきました。
たくさんの人が訪れるなか、モンゴルやモンゴル語に興味のある人達と、楽しくお話しながら紹介させていただきました。
まとめ
今年はただ参加するだけでなく、出店の経験もさせていただき、とても有意義でしたね。
それぞれに頑張って、日本とモンゴルのつながりをより強く、より楽しく、より明るくできる、そんなお祭りだと改めて感じました。
来年も沢山の人が、モンゴルに興味を持って参加してくれたらいいですね。