アメリカ・コロラド州のナーダム!全米で最もモンゴル人が多い州から
日本・モンゴル国際家庭のShomonzです。
モンゴルの7月といえば、「ナーダム」ですよね!
国家ナーダムは7月11日〜13日ですが、地方のナーダムは各県で日程が違うことも特徴の一つです。
そして、ナーダムは国を超えて海外でも行われているのをご存知ですか?
アメリカではコロラド州にてナーダムが行われています。
今回はコロラド州とモンゴル人について、そしてアメリカでのナーダムについて紹介します。
コロラド州とモンゴル人
アメリカで最もモンゴル人が多く住んでいる州が「コロラド州」です。
3,000人を超えるモンゴル人が暮らしているとのことです。
これは、公式にカウントされている人数ですので、実際にはもっと多くの人が住んでいると思われます。
(アメリカには一定数のオーバーステイの方もいらっしゃるので…)
なぜ、ニューヨークやロサンゼルスではなくコロラド州なのでしょうか?
それは、この写真に答えがあります。
いかがですか?
モンゴルにどこか似ていると思いませんか?
そう、コロラド州はモンゴルと気候が似ているんです。
標高はデンバーという都市で1600mぐらい。
ウランバートルが1350mと言われているので、
同じような高さですね。
夏は朝晩は冷え込み、
昼は30度を少し超えるくらい暑くなります。
5時前には明るくなりはじめ、
日が沈むのは8時半くらい。
冬になると-20度くらいにはなるとか。
聞けば聞くほど、
モンゴルとそっくりなんですよね。
妻もちょっとした山を登っているときに
言っていました。
「この風景、本当にモンゴルそっくり!
小さいときにこんな山に裸足で
追いかけっこしてたの思い出す!」
このように、コロラド州の気候は
モンゴルにそっくりなので、
故郷を思い出せるコロラドに
モンゴル人は集まるのだと思います。
コロラドのナーダム
コロラド州のナーダムは、
2022年は7月10日に行われました。
コロラドのナーダムは、
1999年から行われるようになり、
毎年開催されているそうです。
いくつものテントが張られ、
いろんな団体が軽食を用意して
無料で提供しています。
日本のハワリンバヤルは販売というかたちでしたが、
アメリカでは無料提供でしたので、
また違いが面白いですね。
正面のステージっぽいところです。
舞台自体は設置しておらず、
シンプルな感じですね。
ナーダムといえば、
モンゴル相撲!
モンゴルっぽく、
会場のあちこちで試合が展開されていました。
アメリカ人が、
伝統的な競技衣装を見に付けて
参加している姿もあり、
いい感じの交流が行われていました。
もう少し早く知っていたら、
自分もエントリーしてみたかったですね。
他には、子どもたちが
伝統的な踊りを披露する時間もあるそうです。
まとめ
アメリカ、コロラド州のナーダムは、
モンゴル人たちが
故郷を懐かしみつつ
知り合いを増やしたり、
互いの近況を話したりと
交流する素敵な場になっているようです。
ホームパーティーの延長、
といった感じもあるので、
このあたりがアメリカらしいとも感じました。
個人的に普通にテントを張っている人もいましたしね。
奥さん意外とがっつり
モンゴル語で話す
いい機会にもなりました(笑)。
アメリカで7月に滞在予定がある人は、
参加を検討してもいいと思いますよ♪