モンゴル人と服装
モンゴル人の服装といえば、多くの人はまず、「デール」を思い浮かべるのではないでしょうか。テレビや雑誌などでモンゴルを紹介すると必ずといっていいほどデールを着た方が紹介されているので、イメージに残ってるのではと思います。
デール



デールの作り
先程、夏用と冬用のデールについて簡単にお話しましたが、春秋用には表地と裏地の間に綿をはさんだものを作ったりもします。冬用はウランバートルなどで着られているものは胴体部分には羊の毛皮を使っていますが、袖の方には使わなかったりするそうです。寒い地域に行く時や、そもそも寒い地方に住んでいる人は、袖や裾の部分まできっちりと羊の毛皮を裏地に縫い付け、防寒対策をバッチリ行っています。 デールの作りやデザインは地方や部族によって様々で、一説によるとデールは400種類にも分かれるそうです。その地方や部族の生活や風習に合わせて作られてきたからだと思われます。